皆さんこんにちは!
一般社団法人ドライヘッドスパセラピスト協会顧問医師の荘司英彦です。
8月だけではなく9月も猛暑が続いてみなさんお疲れのことでしょう。
今日は自律神経についてお話させていただきたいと思います。
この猛暑だった夏の疲れが残っているのと、10月は天候が日本全国不安定な日が続きます。
不安定なのは気候に限らず、人間の健康も不安定になりやいです
特に、影響をうけるのが『自律神経』です。想像以上に人の心身は天候の影響を受けます。
特に自律神経は気圧と密接な関係があり、気圧が高いと交感神経が上昇してやる気に満ちることがわかっていますが、反対に気圧が低いと副交感神経優位になり、1日中やる気が下がってしまいます。
皆さんの調子はいかがでしょうか?
また、低気圧だったり、特に台風が近づくと頭痛がしたり、不調を感じる、気分が落ち込むのは、実はウィルスの影響もあります。体内に潜伏しているヘルペスが悪さをしていると言われています。
特に人間が気圧を感じるのは内耳と呼ばれる耳の中の器官で、気圧が急に下がって不調を感じそうだったら、応急処置として耳を温めるだけでも症状が和らぎます。
その他、僕がしているのは特殊な素材できているネックウォーマーのようなものです。首をあたためることでも交感神経の調整ができるともいわれています。ドライヘッドスパでも同じような効果があると考えています。
10月に体調を崩す人たちも多く、夏から冬に向けて体も心も準備が整いません。
今年のような激しい気候の変化による「寒暖差疲労」は、気温で言えば前日と7度以上差があると自律神経が過剰に働いてしまいますので、十分な注意が必要です。
では、どうしたら乱れてしまった自律神経を整えられるのでしょうか?
フロリダ州立大学のアダム・ハンリー博士の実験によれば、無心に単純作業を繰り返すと自律神経が整うことが判明しています。
ランニングでも軽い散歩でも、皿洗いでも階段をひたすら上がり下りするのでも構いません。
この際の注意点は、呼吸を意識すること。特にボディースキャンして、自分が不調を感じるところに呼吸を送り込むイメージをもって呼吸してください。
日頃からスマホをみて熱中していると意外と呼吸が止まっている人が多いです。
呼吸を意識して、同じ作業を繰り返してみる。僕は秋の夜長をゆっくりとしたペースで5キロほどランニングしています。
ぜひみなさんもやってみてください。
もちろんドライヘッドスパもおすすめですよ♪
一般社団法人ドライヘッドスパセラピスト協会
顧問医師 脳神経外科医
荘司英彦